何も失いはしないよ

「このうえなく深い沈黙の中で」

 

 

無駄口叩かないだけでなく

頭の中の思考という名のおしゃべりも含めて

 

 

ほとんど、無駄口。

残念ながら。

 

 

深い沈黙とは

 

言葉を発しないのはもちろんのこと

頭の中もしーんとしていること。

 

 

そのためには身体を使わせていただく。

 

 

呼吸。

視覚や聴覚などの感覚。

単純な運動や作業。

 

 

ただ身体に任せてみるのみ。

 

 

 

とりあえず。

 

 

 

「今日、私たちは、自分の言葉や行為が自我の考えに支配されないようにする。そのような考えが生じたら、静かに後ろへ退いてそれらを見つめ、その後、それらを手放す。」

 

 

 

自分と自我は違うもの。

 

 

恐怖におののいているのは真実の私ではなく、自我。

 

 

だから本当は安心して手放していい。

 

 

 

何も失いはしない。

 

 

手放すとは失うことではなく

 

 

真実の私を思い出すぞ!と選択することに他ならない。

 

 

 

 

 

 

A Course In Miracles

Lesson 254