優しさは見るものではなくて。
「私は本当に世界を誤解してきた。」
「私は恐れていたものが自分の心の中だけにあると思わず、世界の中にあると思っていたが、何という思い違いをしていたことだろう。」
生まれてこのかた
ずっと勘違いしたまま生きてきた。
そもそも身体をもって生まれたと思ったこと自体も勘違いだから
もうそれから勘違いに勘違いを重ねてくるしかなかったよね。
目は身体の一部だから。
勘違いの一部が勘違いして見てるだけ。
いっこも真実を見てなかったてことか。
真実が優しさだとしたら
世界の優しさを見てなかったってことか。
どーりで防御を固めていくわけだ。
だけど武装解除して
恐る恐る
感じていく。
見るんじゃなくて
感じてみる。
すると優しさの片鱗を
感じ始める。
本当はずっとここにあったはずの
優しさの
片鱗を。
見よう見ようとしてはいけない。
ただじぃーっと
ただ静かに
私たちはただの心となる。
A Course In Miracles
Lesson 265